2011年2月20日日曜日

Petit Crouton Locked

昨日TCSSフォーラムを覗いてみたら、ビッグニュースとして、いよいよサウンドボードの販売がTCSSで開始されるという知らせがあった。
TCSSはかつてUltrasabersと協同でUltrasoundという音源ボードをリリースしていたが、色々と問題があったらしく、製造を中止してしまった。昨夏ごろに販売自体も無くなって、音源ボードの入手に皆苦労していた。廉価版toyやFXセーバーの中身を流用したり、入手困難なCrystal Focusをなんとか獲得しようとしたり。私もeBayで売られていたUltrasoundを入手しようと試みた(結果的にキャンセルとなったが)。
今回TCSSから販売開始されるのはCrystal Focusの設計製造者のerv氏が手がけ、昨夏にセーバー職人向けに限定的にリリースされたPetit Croutonボードの機能限定版(PC-L)。Petit CroutonはもともとSDカードで音源を自由に入れ替えられるのだが、PC-Lでは二種類の音色(LightmeatとDarkmeat、ジェダイとシスということだろう)のみが利用可能。これはおそらく著作権やパテントへの抵触の回避のためだろう。映画からサンプリングしたものでなく、一から生成しなおした音源を使っているのかも知れない。

フォーラムでは音源を自由に差し替えさせてくれーという声がいくつか上がっていたが、音源をいじると保証対象外となって、下手すると動作自体しなくなるとのこと。このへんはやむを得ない制限なのだろう。

音色は発注時に選択する他、音源の入ったSDカードのみも提供されるそう。動作音の種類は、On/Off、ロックアップとブラスター反射音がそれぞれ1種類、クラッシュとスイングが8種類とのこと。

価格は124.99ドル。送料込みで13000円といったところ。FXセーバーが一本買える値段。MHSパーツと合わせて購入すると、3~4万円してしまう。アクセントLEDやロックアップサウンド、メインLEDの揺らぐような明滅機能などを制御実現してくれ(Flash on Clashはサポートしていない)、LEDドライバも不要になるため、総合的に考えると割安かも知れない。

2011年2月5日土曜日

パーツ加工

MHS3rdにキルスイッチを組み込むために、ボックスの加工を行った。saberSDは回路が接続されていると電流が流れ続けて、電池を消耗してしまう。なので普通はリチャージポートを設けてキルキーを挿し込んでおくとかするのだけど、リチャージポートは今回導入していない。最初は電池をつどつど抜いておくつもりだったが、それも面倒なため、キルスイッチを入れることにした。

キルスイッチをどこに入れるか考えた末、ボックスに穴をあけてそこにスイッチを仕込むことにした。

これがボックスのstyle6。
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これに穴をあけるわけだが、まずドリルで下穴をあけて、そこからドレメルの手持ちの刃先を使って穴を広げていくことにした。ところが手持ちの刃先は酸化アルミニウムの砥石ぐらいで、じわじわと削るしか無く、イライラして強引に突っ込んだせいで刃先が引っかかり、無理な力がかかって粉々に割れてしまった。ここまでが先週の話。

一週間後の今日、アマゾンで購入しておいた超硬合金・タングステンカーバイドの刃先で作業を再開してみると、面白いように穴が削れてあっという間に必要な大きさになった。
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途中何度か刃先があらぬ方向へ飛んだため傷が付いているが、研磨すれば目立たなくなるだろう。

スイッチはこれを使う。
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AVスイッチと一緒にはめ込んでみるとこんな感じ。
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なかなかいい感じじゃなかろうか。

ドレメル タングステンカーバイドカッター (3.2mm) 9903

  • 出版社/メーカー: ドレメル
  • メディア: Tools & Hardware
超硬合金ってのが男の子心をくすぐるのはなんでだろうか?