2011年1月26日水曜日

停滞気味

回路はテスト済みで、後はシンクチューブにデコレーションを貼っつけて、MHSへ回路を組み込むだけ。しかし、回路にメインスイッチを割り込ませて、使用してないときはボードへの電力供給を遮断しようと思い立ったため、回路の組み込みは一旦お預け。

先にシンクチューブにデコレーションを貼りつけてしまうことにした。接着はエポキシ系接着剤を用いた。がっちりと固まってくれる。
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面倒くさかったため、接着面のクロムメッキを削り取るなどのことはしていない。だから強い衝撃を与えるとひょっとするとメッキ層ごと取れてしまうかもしれない。その時はその時だ。
ネジのたぐいは全て足を切断して、MHSに触らないようにしてある。エミッター付近のウサギ耳もどきは裏側をチューブの湾曲に沿うようにサンドペーパーで削ってある。ウサギ耳もどきの後ろのつまみは真鍮製装飾ネジ。これも足を切って、接着面を曲面に削り落とした。
MHSとの固定は2本のキャップスクリューでブレードホルダにネジ止めするようにし、そのキャップスクリューのうち片方をリテンションスクリューとするつもり。

2011年1月19日水曜日

塗装

なかなか時間が取れなかったけれども、一応、シンクチューブの塗装が完了した。

塗装前
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テープでマスキング
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塗装後
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プライマーを先に吹いてドライヤーで乾かし、タミヤのアクリルスプレーを使って、先端側をメタルシルバー、反対側をライトガンメタルで塗装した。タミヤのアクリルスプレーを使ったのは、Mrカラーと違って塗装対象として金属も挙げられていたから。
鏡面仕上げになる塗料も探したのだけど、スプレーひと缶2500円もする。エアブラシを購入するつもりはないから、瓶入りの塗料は使えない(筆塗りはかなり苦手)。塗装箇所は内側だから、そんなに目立つ場所でもないので、そこまで凝る必要もなかろう。
これで後は飾りとなるネジなどを接着して、ヒルト内に回路をセットするのみ。
  • 出版社/メーカー: 田宮模型
  • メディア: おもちゃ&ホビー

2011年1月12日水曜日

ドレメル作業について

TCSSフォーラムのチュートリアルを参考にして、自分なりにまとめてみる。
  • 作業中はゴーグルとマスク必須。軍手などもした方がいい。削り屑などの破片があちこちに飛び散る。頭も服も破片まみれになるため、帽子や作業服的な物を装着した方がいい。
  • 作業は室内では無理。清掃が大変。金属の微細粒子を吸入するおそれがあるので換気も必須。ということで私は風呂場で作業している。
  • カッティングにはNo.426グラスファイバー カッティングホイールを使った。グラスファイバーで強化されており、409カッティングホイールのように割れてしまうことがないようだ。
  • 金属のカットの際、快削性素材でないと火花が飛び散り、かなりの高温になる。切削作業直後に迂闊に素材に触るとやけどする(シンクチューブではそんなことはない)。ステンレスねじなどはその高温によって酸化が進んで変色することも。
  • フレックスシャフトがあると作業がしやすいけれど、無くてもなんとかなった。
  • 素材をバイスに固定して作業すると両手が使えるけれど、素材を手に持ってでもなんとかなる。

シンクチューブ整形手順
  1. A4の方眼紙で型紙を作成する。シンクチューブの外径は1.5インチ。1.5インチ×円周率で円周は約12cm。ドレメルで曲線の切断は難しいため、型紙は直線で構成し、曲線についてはあとで研磨するなどして形成する。また、角の内側などの短い直線もカットが難しいのでそのへんを考慮しておく。
  2. ある程度、型紙ができたらコピーを取って、コピーを切り抜いてMHS本体にセットして具合を見ると良い。
  3. 型紙は残す部分と切り捨てる部分に色分けしておくと間違いがない。
  4. 型紙ができたら水性のりでシンクチューブに貼り付ける。
  5. 穴をあける必要がある場合は、ドレメルする前にドリルで開けておく。薄い真鍮なため、型を切り出した後だとドリル作業で歪むおそれがある。
  6. ドレメルにカッティングホイールをセットし、10000回転/分程度で切断していく。あとで研磨するため、線の少し外側で刃を進めていく。
  7. カッティングホイールのサイズより小さい部分の切断は、線の中央から刃先を少しずつ埋めていくか、硬い金属を切断するなどしてホイールを磨耗させて小さくして使うと良い。
  8. カッティングホイールを切断面に対して垂直に当てて、刃先で削るようにして細かい部分を成形することも出来る。ただし、グラスファイバーで強化されていない刃だと多分割れてしまう。
  9. カットが完了したら研磨。刃先をサンディングドラムに変えて、形を整える他、切断面の両側に出てるバリを落とす。ドリルで穴をあけている場合も同じく穴の周りに出ているバリを研磨しておく。サンディングドラムで難しい場合はサンドペーパーなど他の手段で。
  10. 研磨を進めていくと型紙の縁があやふやになって作業の邪魔になるため、適当なタイミングでシンクチューブごと水につけて、型紙を取り外す。
  11. シンクチューブの外側に色を塗る場合、クロムメッキを削り落とした方が良い。

2011年1月11日火曜日

ドレメる

昼頃からドレメルでシンクチューブ加工の続き。切断に少し慣れてきたけれど、不器用なので、きれいな加工というわけには行かなかった。カッティングホイールが大きく感じたため、磨耗させて小さくするためにネジの加工を行った。

長すぎるネジの足を切って、シンクチューブの厚み程度に切断した。
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左手にペンチを持ってネジの足を挟んで固定し、右手のドレメルで切断。切断と言ってもカッティングホイールを高速で擦りつけて、削り落としているわけである。シンクチューブと違って硬い金属なため、火花が飛び、摩擦熱で高温になる。そうと知らずうっかりして切断直後のネジをつまんでしまい、指先を火傷してしまった。
ドレメルで切断したものの、ちょっと切り残した部分があり、そこは金属ヤスリで削り落として整えた。熱を帯びたためか、水中で急速冷却したせいか、変色してしまっているが、ブルーマジック研磨クリームで研磨することで元の色調に戻した。

ある程度、カッティングホイールが磨耗してサイズが小さくなったので、シンクチューブ加工を再開。切断線のキワキワまでホイールを当てて、切断だけでなく、削り落としたりして意図した形に近くなるように整形していく。やはり途中で、いくつか切り込みすぎたり、不用意に刃先を当ててしまったりして、傷をつけてしまった。
ある程度形になったら、チューブを水で濡らして方眼紙を剥がし、さらに形を整えていく。刃先をグラインダーに変えて、切断面を綺麗に整え、曲線にすべきところの角を落とす。
さらにサンドペーパーで切断面を整える。切断面にほんの少し出っ張りがでてて、そのままだとMHSに引っかかって傷をつけてしまうのである。指で触ってツルツルになるまで削る。

で、できたのがこれ。
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試しにヒルトにはめてみる。
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ほぼイメージ通りの形になってるけど、直線がちゃんと出なかったり、削りすぎてしまったりして、すでに反省点が多い。出来ればやりなおしたいぐらいだ。シンクチューブが国内で簡単に買い求められたらいいのになー。

2011年1月6日木曜日

SaberSD with TCSS LED Driver

MHS3rdに収める予定のSaberSDとTCSS LED Driverの回路を組んだ。以前はスイッチひとつでナントカならんかということで失敗したが、今回は両極両投(DPDT)スイッチを入手して、それを使って回路を組んだ。一つのスイッチに二系統の接点があり、両系統をON OFF出来るというものである。

これはすんなりと動作してくれた。

携帯のカメラが貧弱なため、動画ではわからないが、LED DriverをAddOn boardがコントロールしていて、脈動するような明滅を行ってくれている。
SaberSDとLED Driverは協調動作しているわけではなく、音声はシンクロしておらず、LED driverがゆっくり点灯と消灯を行っているだけである。これ以外にもうやりようがないから、これをMHSの中に収めることにする。

上の動画では配線がごっちゃになっててわからないため、回路図を示す。
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DPDTスイッチにはLEDが仕込まれているがそれについては省略。

2011年1月5日水曜日

シンクチューブ加工

正月飲み食いしすぎて体調不良だったのを癒すため、昨日は何にもしなかった。今日で正月休みも終わり。体調も整い、セーバーいじりを楽しんだ。
この間からドレメリングに親しんできたこともあり、今日はシンクチューブを加工することにした。加工方法、手順については、TCSSフォーラムの記事を参考にした。

まずはカバさんの型紙を切抜き。
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じゃなかった、エミッター側パーツの型紙。型紙はA4方眼紙を使っている。シンクチューブは直径1.5インチ、約3.81cm。円周はほぼ12cm、とグーグル先生が教えてくれて、そのとおりにサイズを決めて、お絵描きしたものをコピーして試しに装着してみる。
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具合を確認して微調整を方眼紙に反映させて、またコピーして切り出して装着して、を繰り返した。これでよし、となったところで方眼紙を切り出し、シンクチューブに型紙を貼り付ける。

これがシンクチューブ。
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内径がMHSの外径よりわずかに広く、MHSがピッタリと収まる。一方に縁がついてて、刻印が入ってる。
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真鍮製で6.2ドル程度。流しの配管に使ってるものらしいが、国内で出回ってるのかどうかは不明。ホームセンターとかで流し用の配管をいくつか見たが、いずれも5000円程度してた。

付箋紙並みに剥がしやすいという謳い文句のスティックのりを使って方眼紙をシンクチューブに貼り付ける。まずはデザイン的に工作のしやすいポンメル側で経験を積むことにした。
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線に沿ってドレメルのカッティングホイールでカットしていく。作業場は風呂場。破片が飛び散るため、室内では無理。火花が出るかと思ったがそんなこともなく、鉛筆を削るよりも楽な手応えで切断が進んだ。進み過ぎるといらないところを切ってしまうため、細心の注意をしていたが、いくつかヘマをしてしまった。
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試しにヒルトに装着してみた。
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これも具合を確認して、ドレメルの先端を取り替えて研磨をしていく。回転速度も早過ぎると削れ過ぎてしまうため、低~中速に変更して少しずつ型紙に合わせていく。型紙を外す前に、穴あけ部分にドリルで3m径の穴をあけておく。
はがれやすいという謳い文句の糊だけあって、ほとんど跡も残らず型紙を外せた。一応水道で洗っておく。
ヒルト本体に装着してポンチでポイントし、2.5mmの下穴をあけ、M3用タップで雌ねじを切った。そこにキャップスクリューを差し込んでネジ止めして固定した。
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クロームメッキ処理されてて、アルミ部分と調子が合わないから、表面をサンドペーパーで荒そうかなー。
ポンメル側のパーツはネジの足を切断して終わりだが、夜になったのでドレメルの続きは土日。音が大きく、近所迷惑になるのだ。

2011年1月3日月曜日

研磨切削

昼頃起きだして、MHS3rd用パーツの削りを行った。シンクチューブ内に収めるため、邪魔な出っ張りを削り落とすのである。
最初はサンドペーパーで削れるだろうと思ってたが、全然はかどらない。パウダーコーティングすら落とすことが出来ない。パウダーコーティング塗膜の強靭さが解ったことは収穫だったがそんなことは目的でないから、次にドレメってみようとリューターにサンディングディスクを取り付けて試してみる。粉塵が飛び散ると思われたので作業場はまたしても風呂場。ガリガリ削ったが、これも埒があかない。音がかなり大きく、夜にやったら隣室への迷惑になると解ったことが収穫といえる。
何でも収穫にするのは良い心がけであろうが、肝心の削りがはかどらないでは困る。やむなく金属用ヤスリを取り出してガリガリ削る。時間がかかるが一番削れている。ドレメルも適切なグラインダーパーツをつけてやれば問題なかったのだろうけど、本体に添付されていたパーツでは埒があかなかった。
2時間ほど削り続けても目的の外径には至らず、疲れて一時作業を停止した。
おせちを食べた後、作業を再開して2時間ほど削り続け、ようやくシンクチューブに挿入できるサイズになった。

削る前
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削った後
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この部分はシンクチューブに隠れて見えなくなるから、仕上げは荒いままで構わない。
ベルトサンダーがあればあっという間に片付く作業なのだが、ワンルームマンションにそんなものを導入するまでには修行がたりてない。金属用ヤスリでもなかなか削れない、しっかりとしたアルミ素材だということが解ったのがまたしても収穫ということにしておこう。
収穫の多い一日だがチカレタ…。